ソフトバンクは20日、都内のホテルで行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で1位のイヒネ・イツア内野手ら支配下6選手、育成では昨季と同じ14選手の計20選手を指名した。全指名終了後に永井智浩編成育成本部長が報道陣に対応し「100点に近いドラフト。1位から6位まで会心だった」とコメントした。
――藤本監督からは即戦力の投手を要望されえいた。
「投手に関しても素材型の投手も、即戦力型の投手もしっかり獲れたと思います」
――イヒネ選手も単独指名。
「イヒネ選手に関しては時間をかけてレギュラーになってもらいたい選手。良かったと思います」
――6選手は思惑通りのドラフト。
「100点に近いドラフトができたんじゃないかと思います」
――育成は14人に。
「少し投手を多めに指名して育成したい方針があった。そのように指名できたと思います」
――7巡目の水口投手の評価は。
「まだまだ素材型なんですけど、大型の投手なので鍛えて戦力になってくれるんじゃないかと思います」
――水口投手は支配下ではないとプロ入りしないとも。
「しっかりとスカウトに調査してもらっているので、大丈夫じゃないかと思っています。こちらの評価を伝えて、環境も説明して、ぜひ来てもらいたいと思っています」
――九州に縁がある選手が多い。
「それを意識して全てやったわけじゃないですけど、縁があって、評価の中で九州出身が多いのは良かったんじゃないかと思います」
――6位の吉田賢吾捕手の魅力は。
「捕手としても評価していますが、一番の魅力は打力じゃないかと評価しています」
――左打者が多め。
「スカウトの方には素材、打撃の良さを重視して見ていただいた。右左関係なく打撃能力の高い選手を指名しました」
――大島の大野投手は。
「高校生に関しては時間をかけて育成していきたいなと思っています」
――4軍制に向けて良い選手を指名できた。
「おっしゃる通りだと思います」
――2年前の笹川選手のような会心の指名だった選手は。
「今年は1位から6位までしっかり会心だったんじゃないかと思います。イヒネくんから全てがこちらが準備したドラフトができたんじゃないかと思います」
――育成選手で「これは」という隠し玉だったのは。
「育成に関してはしっかりスカウトが見て、特徴を持った選手。そこをしっかり見てもらったら良いのではないか」