藤本監督、スカウト陣への要求は「即戦力の投手」　1位公表のイヒネは「将来楽しみ」

20日のドラフト会議に向けて報道陣に対応

　ソフトバンクの藤本博史監督は19日、20日に開催される「プロ野球ドラフト会議suppored by リポビタンD」に向けて、オンラインで報道陣に対応した。すでに1位指名を公表している誉高（愛知）のイヒネ・イツア内野手について「将来楽しみな選手。ショートをやってまだ1年くらいだが、足の運びとかも上手いし、いずれ今宮の後をいけるくらいの選手だと思う」と高く評価した。

　1位入札が重複した場合は藤本監督自身がくじを引く。「くじ運はあまり良くない」と苦笑しながら「右利きなので右で引きますよ。まあ、そこは時の運だから」と特別なゲン担ぎもせずに臨むつもりだ。

　スカウト陣に対しては「即戦力の投手を獲ってほしいと希望は出した」という藤本監督。投手がいいところはチームも強い。オリックスなんかまさにそうでしょう。世代交代しながら強くなっていかないといけないので、そこはスカウトがバランスを取って指名してくれるでしょう」と、信頼をして初めてのドラフト会議に臨む。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）