鷹・藤本監督「もう崖っぷち」　オリックスに2連敗でCS突破へ王手かけられる

ソフトバンク・藤本博史監督【写真：福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真：福谷佑介】

5回に大関が杉本に痛恨被弾「安易な1球だったね」

■オリックス 4ー3 ソフトバンク（CSファイナル・13日・京セラドーム）

　ソフトバンクは13日、敵地・京セラドームで行われたオリックスとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦に3-4で敗れた。2連敗でアドバンテージを含めて0勝3敗となり、藤本博史監督は「もう崖っぷち。1敗もできないわけだからね。明日頑張ります」と語った。

　初回に先制に成功、同点に追いつかれた3回にも柳田の適時打で勝ち越したものの、その裏、先発の板東が再び同点に追いつかれた。なおも1死一、二塁の場面で登板した大関がここを凌いだものの、3イニング目となった5回に杉本に左翼スタンド5階席への特大の2ランを浴び、これが決勝打に。指揮官の大関続投策が完全に裏目に出た。

　試合後、指揮官は「ファーストベース空いていたからね。たとえ状態のいい悪い、レギュラーシーズン後半はおらんかったし、ミーティングはしっかりやってくれているはずなんですけどね、安易な1球だったね」と語った。

　これで2連敗となり、アドバンテージを含めて0勝3敗に。クライマックスシリーズ突破に、もう後がなくなった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）