ソフトバンクは11日、12日から始まるオリックスとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージに向けて、敵地・京セラドームで全体練習を行った。練習終了後に藤本博史監督が報道陣に対応。オリックスとの決戦に向けて思いを語った。
――オリックスにはアドバンテージがあるだけに初戦が大事。
「アドバンテージがあるだけって、もうこっちは1敗目から始まる。一戦一戦、頑張っていくだけですよね」
――相手の先発は山本由伸投手。
「山本くんというか、誰がきても一緒なんで。みんなで1点1点、泥臭い1点を取っていくだけです」
――柳田選手は今4戦連発。監督の目から見てどこが良くなった。
「低めのボール球を振らなくなったよね。自分でもうある程度目付けをして、そこに来た球をしっかり振れているんじゃないですか」
――柳田選手の前にランナーをためるような打線を。
「誰が誰というのではなく、もう全員で行かなくちゃいけないからね。もう1人が1打席に集中してね。しっかり塁に出る、繋ぐということを意識してやってくれたらいいんじゃないですか」
――牧原大選手、三森選手が当たっている。
「全然関係ないですね。もう全員が、甲斐なんかでも、レギュラーシーズン悪くても、2本打っているわけですからね。1人1人がしっかり打席で集中してやるだけです」
――今季は京セラDの戦績は良くない。
「関係ないです。CSですから。レギュラーシーズンじゃないんやから」
――短期決戦はラッキーボーイが出てきてほしい。
「ラッキーボーイっていうそういうのが出てきてくれたらありがたいですよね」
――先発は石川投手。
「もうピッチャーも野手も一緒ですよ。全力でやるだけなんでね、もう1球1球、バッターは一振り一振り、ピッチャーは1球1球、魂込めてやるだけです」
――ファーストは最大3試合。ファイナルは最大6試合。戦い方に変化は。
「もう負けたら駄目というトーナメントのつもりでやっていかないと。アドバンテージが1つあるんやから。もうトーナメントのつもりで1試合1試合やっていくだけです。3連戦、6連戦は関係ありません。目の前の試合に勝つだけです」