ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで行われた西武との「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第2戦に8-2で勝利し、ファイナルステージ進出を決めた。2連勝でのファーストステージ突破に導いたのは、キャプテンで主砲の柳田悠岐外野手。34歳の誕生日を祝うバースデーグランドスラムで、チームに白星をもたらした。
――いい誕生日になった。
「はい、良かったです」
――直前に大きいファウル。その2球目でした。
「まぐれです」
――前のファウルと同じスライダー。頭にあった?
「全く。来た球に反応しました」
――先制点で4点というのは非常に大きい。
「奇跡で、本当にたまたまいい結果になったんです。なかなか厳しいかなと思っていたので、もう駄目で元々くらいの感じでいきましたけど、それがいい結果になりました」
――最終戦で『自分がもっと打てれば』という話をしていた。
「シーズン終わった時はもちろんそう感じていましたけど、今はイチからというか、そういう気持ちでいるんで。今はいいメンタルで野球ができている気がします」
――松田選手のロッカーを引き継いでいると。
「場所がいいから。立地がいいでからです。立地がいい、家賃は高いです」
――松田選手のバットは今も使っている。
「もうそれをずっと使っています。単純に振りやすいからです」
――具体的に自分のバットとどこが違う。
「グリップの形は全然違います。トップの方は自分のバットと同じなんですけど、持つところだけですね。その辺がいい感じかな、とバランスが」
――誕生日で家族からのお祝いは。
「今日試合に見に来てくれていたんで。帰ってケーキでも食べたいなと思います」
――最高の形での2日間で終わりました。
「そうですね、ピッチャーがしっかり抑えてくれましたし、よかったです」
――34年間の誕生日で一番いい1日に。
「思い出に残る誕生日になったと思います」
――誕生日に本塁打を打ったことは?
「記憶にないですね」