ソフトバンクは14日、本拠地PayPayドームで西武との首位攻防第3戦に臨む。3連勝で熾烈な優勝争いから一歩抜け出し、一気の3連勝で首位固めを狙う。この日から1軍に田中正義投手が合流。藤本博史監督は、2軍で調整中の大関友久投手の1軍復帰の可能性についても言及した。
――村上が55号
「凄いですね。23歳でしょ。末恐ろしいですね。でもね、野球界にとっては本当素晴らしい宝ですよね、もうね」
――日本シリーズでぶつかる可能性もあります。
「それはぶつかった時に考えます。まだそんな余裕がないです。目の前の相手しか見てないんで」
――目の前の相手といえば山川選手。
「西武ですね。山川には今日まで眠っておいてもらいましょう。明日から頑張りなさい。どんどん『どすこい』は明日からやってくれたら」
――田中正義投手が合流。
「秘密兵器はいっぱいおるじゃないですか。大関は昨日148キロ出とったよ。体調は問題はないっていうからね。もともと体力は強い方だから。ああいう病気になったけど、早い復帰というのは頼もしいじゃないですか。今年に限ってはもう先発で復帰させる必要はないと思うけど、でも、大関が例えば中に入ってくれたら左が1枚増えるわけですからね」
「昨日みたいな試合だったら、バリエーション作れるじゃないですか。そういうところも期待してますけど。まあまあ、すぐに呼ぶってことはないですけどね。本人もいけると思ったら、もうちょっとスピードも上がってくるでしょうし、3軍戦では148までは出てなかったもんね」
――高村(2軍投手)コーチたちからの報告も聞いて。
「ピッチングコーチにはもうそこは連絡取り合って」
――すごい回復力ですね。
「若いんですよね。なかなか俺、回復せえへんもん。腰痛いの、朝起きても絶対腰痛いもん」
――打線もいい繋がりで。
「昨日はね。打線は水物ですから、そうそう毎日続くわけじゃないと思うし。昨日、良い形で最後、5点取れたんで。今日もまた左ピッチャーが先発なんで、同じような形で入れたらいいんじゃないかなと思います」
――奥村投手から森投手への継投は前から決めていた?
「決めていましたよ。また行きますよ。近々にね」
――明日9月15日は川村さん(元コンディショニング担当)の命日。
「ずっとね、もう僕の現役時代からトレーニングコーチやっていたからですね。そういう意味では明日は絶対勝ちたいですね。移動ゲームでしんどいですけどね」
――藤本さんの現役の頃から。
「ずっとトレーニングコーチでしたよ。打撃コーチの時も一緒にやりましたね。亡くなったときは僕、3軍監督だったかな。ユニークな、明るい性格で、チームが暗くなっても円陣の真ん中で喋って、いろいろパフォーマンスやってくれたり。素晴らしい人だったんでね。川村くんのためにも、明日、明日よりまず今日なんですけど、今日勝って明日も勝ったら大きいじゃないですか」
――今宮選手が規定に到達、牧原大選手は100安打。
「これだけ怪我人が出て、コロナとか、離脱とかして、体調とか調整がすごい難しい中で、そういうキャリアハイを残せているのはすごく選手にとっても自信になると思う。もっともっと飛躍できるんじゃないかなと思いますよね」