ソフトバンクは2日、本拠地PayPayドームで首位・西武との首位攻防戦に臨む。2試合連続零敗と打線に元気がない中で、新型コロナウイルスの陽性判定を受け離脱していた柳田悠岐外野手がこの日から1軍に復帰。藤本博史監督は合流即、スタメンで起用する考えを明かした。
――柳田選手が合流。
「起爆剤で来てもらいました」
――試合の出場は？
「しますよ」
――体調、バッティングの状態は？
「悪いでしょ。悪いけど、彼の場合は4三振して、次の試合で打ったりするタイプのバッターなんでね。怪我で休んでいたわけじゃないんでね。コロナで休んでいたわけで、体調面だけだと思うので、あとはもう試合に出ていく中で状態を上げてくれると思う。他のメンバーも一緒ですけどね。今日、2軍で中村晃とか川瀬が出てるけど、2人とも今日結果出してるので、怪我で何もできなかったっていうのじゃないんで、復帰は早いんじゃないですか」
――いると打線もしっかりする。
「若い選手がずっと、主力が7人抜けて、コロッと変わったメンバーで、何とか8月中盤から後半にかけてみんな頑張ってくれて、なんとか今の位置にいるわけだから。ここから離されないようにするためには主力の力も必要だし、今まで頑張ってくれた若手も自分の生き残りをかけて必死にやってくれてるんで、その辺がうまく合わさってできればいいんじゃないかなと思います」
――柳田選手は守備も。
「守りますよ。もう練習はしてるんでね。1日試合出ただけじゃないんで。その前から練習もしてるんで体力的には大丈夫です」
――柳田選手の名前があれば相手も嫌。
「嫌だと思いますよ。僕が敵だったら、絶対嫌ですけどね」
――相手は松本航投手。
「どっちか言うたら、吹き上がり系の真っ直ぐ。それを一発で仕留めるっていうところをやっていってもらいたいなというところですね」
――この3連戦はまず勝ち越し？
「まずは勝ち越し、それは絶対条件ですけど、相手もいることですから。相手もそう思ってるわけですから。そればっかりは神様しかわからないん。とりあえずは、ここ2試合で完封されてるんで、早い回に先取点取ってっていうところは、もう本当にバントもするし、エンドランもするし、何でもやっていきます。ただ塁に出てくれないと動けないからね」
――カード頭の重要性は増してくる。
「先発は東浜ですけど、とりあえず先取点をやらないっていうピッチングをしてもらいたいですね。当然、山川とか森とか警戒選手はたくさんいるんでね。その辺の一発っていうのは、当然、要警戒です。攻めて攻めていってくれたらいいんじゃないかなと思います。そこで打たれたらしょうがないですからね」
