ソフトバンクは31日、本拠地PayPayドームでロッテと戦い、0-3で敗れた。先発の石川柊太投手が4回につかまって2点を失うと、打線は石川歩投手らロッテ投手陣の前に、走塁面でのミスが相次いで、最後までゼロ行進。今季14度目の零封負けを喫して、2連敗となった。
――ヒット数は同じ。
「繋がらんね。打“点”になったね。流れを変える1本がなかなか出なかったですね」
――走塁面で痛いプレーがありました。初回の野村勇選手は。
「進塁打打って欲しいけどね、まだ1年生だしね。もうちょっとチームバッティングというのが上手くならないと。当然、バントもそう、エンドランもそう、右打ちもそうだし、この3つはレギュラーになろうと思ったら、技術を上げないとね。打線にならないからね」
――5回のガルビスは?
「勝手に走ったですね。エンドランでもなんでもないですよ。勝手に行っちゃいましたね。ビックリしましたわ。2点差で『さあ行こう』というところでね。それだけですね、はい」
――石川投手は。
「あまりコントロールが今日は、もともとアバウトなピッチャーやけど、無駄なフォアボールとかね、8番、9番のところに無駄なフォアボールはいらない。ロッテ打線で怖いのは荻野が1番チャンスで嫌だなというバッターで、高部も嫌だし。1番、2番っていうところは1番、前にランナー溜めないようにっていうところなんですけど、彼らがランナー出てもね、なんとか初回でも抑えられたし、8番、9番を塁に出すっていうのが1つの反省点かなという感じはしますね」
――追い込んでから不利になる。
「もう少し簡単にいってくれたらいいのよ。簡単っていうのも難しいんでしょうけどね、上から見下ろすような感覚で。4番バッターに投げてるような配球だからね。もっと8番、9番に対して打たれたくない気持ちは誰もが持っているんでしょうけど、打率見ても1割台が2人並んでいるんだから、あそこを出したら、1番、2番に繋がるっていう。ロッテはそういう風な打線を組んでいるわけやから、8番、9番を塁に出したら得点になるよっていうような感覚に見えますよね」
――森投手が2イニング。
「2イニングよく投げましたよね、森はね」
――三振も4つあった。
「キレもあると思いますよ。2イニング初めてだろうしね。ピッチングコーチにも『大丈夫なの?』って聞いたら、本人が行けるって言うんで、と。本人がやる気でしっかり調整してくれているんでね、森はプラス材料だったですね」
――8月が終わった。
「明日から気持ち切り替えてやっていかないといけないと思うし、三森は明日帰ってくるし、徐々にですけど、主力が帰ってきて、若手を交えてやってもらったらいいんじゃないかと思います」