鷹、16被安打10失点で大敗　和田が怒涛の6連打でKO、オリと1ゲーム差に

ソフトバンク・藤本博史監督【写真：藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真：藤浦一都】

和田は4回途中9安打6失点、2番手の椎野も止められず

■オリックス 10ー2 ソフトバンク（14日・PayPayドーム）

　ソフトバンクは14日、本拠地PayPayドームでオリックスと戦い、2-10で大敗した。先発したベテランの和田毅投手が4回に怒涛6連打を浴びて6失点降板。代わった椎野もオリックス打線の勢いを止められず、16被安打10失点でこのカード負け越しとなった。

　3回まで無失点に抑えていた和田が突如として崩れた。4回1死で宗に中前安打を浴びると、紅林に右翼線への適時二塁打を許して先制点を献上。マッカーシー、山足、伏見といずれも初球を弾き返され、福田には右越えの適時二塁打。怒涛の6連打で4点を失って降板となると、代わった椎野も中川圭、宗に適時打を許して、この回計7失点。和田は3回1/3で9安打6失点だった。

　打線は来日初先発となったオリックスのビドルに大苦戦。5回までわずか2安打に封じ込めれた。10点ビハインドの6回にデスパイネが適時内野安打、8回には今宮が3号ソロを放ったものの、焼け石に水。大量ビハインドを跳ね返すことはできずに大敗となった。これで3位オリックスとの差は再び1ゲーム差に縮まった。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）