2軍戦でも九州を元気にする活動を 鷹が佐賀でウエスタン・リーグ公式戦開催
さがみどりの森球場でオリックス戦を開催、野球教室も実施
ソフトバンクの2軍は2日、佐賀・佐賀市のさがみどりの森球場でウエスタン・リーグのオリックス戦を開催する。この試合は「ファイト!九州」プロジェクトの一環として実施され、この日の試合前にはホークスジュニアアカデミー主催の野球教室も行われた。
「ファイト!九州」とは、2016年4月に熊本・大分地震災害復興支援のために発足したプロジェクトで、継続的な復興支援活動を行ってきた。2020年からの新型コロナウイルスの蔓延により、九州に根差した球団として何をなすべきか追求した結果、復興支援に限らず様々な“ホークスが九州を元気にする活動”を行う取り組みとして、様々な活動を展開している。
今年も九州各県で「ファイト!九州デー」として公式戦を開催してきた。1軍の試合は長崎、北九州、鹿児島、宮崎(雨天中止)、福岡で実施。球団関係者が「子どもたちに野球を見るキッカケを作りたい」と語るように、1軍戦が開催できなかった八代(熊本)、小郡(福岡、雨天中止)、大分、佐賀では2軍戦を開催し、今回は、地域の子どもたちにスポーツの楽しさを伝えることを目的に佐賀県内の小学生1500名を無料招待している。
(上杉あずさ / Azusa Uesugi)