「しょうがないことはない」悔やんだ決勝被弾 鷹・藤本監督の試合後の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

1球降板の又吉の状態は「何も聞いていない」

■日本ハム 4ー2 ソフトバンク(8日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは8日、本拠地PayPayドームで日本ハムと戦い、延長戦の末に2-4で敗れた。1点ビハインドの8回に同点に追いついたものの、延長10回に津森が石井に勝ち越しの2ランを浴びて競り負けた。試合後の藤本博史監督の一問一答全文は以下の通り。

――粘りはしたものの敗戦。
「あそこで一発はね……。しょうがない、いや、しょうがないことはないね」

――同期バッテリーだった。
「バッテリーでも何がいいか、今日の球は何がいいかとか、その辺のところも勉強やね」

――松本投手はいい救援。
「まあね、松本は球が走ってるしね。又吉が1球でああいう形になったから。ちょっと、後ろはまた考えていかないといけないね」

――又吉投手の状態は。
「分からない。全然何も聞いてない」

――打線がすごく粘ったイニングもあって、上沢をもっと早く降ろしたかった。
「(上沢は)今日はよかったよ。コントロールも良かったし、緩急をうまく使っていたし。そんな簡単に、つないでいこうと言っても、いいピッチャーがいいピッチングしたら、3割バッターをずらっと並べても、そう簡単にはつながらない。それが各チームのエースというピッチャーだと思う。8回になんとかね、周東から始まって、柳町であと1点取って欲しかった。あそこで1点取って終わりたかった」

――5回だけで40球を投げさせた。
「川瀬も打てはしなかったけど、ファウルで粘るとか、そういうのができていたと思うし。そういうもんでしょ、負ける時ってね」

――三振が毎回あった。その辺は見直しが必要?
「やっぱり何とかしようと思ってみんなやってるわけやから。三振は野球に絶対につきものだし、まあ仕方ないんじゃないですか」

――明日の日本ハム先発は伊藤投手。
「もう切り替えていかないとしょうがないですよね。いいピッチャーばっかりですからね」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)