ソフトバンクは27日、東京ドームで「鷹の祭典2022」初戦となるロッテ戦に臨み、1-8で完敗した。チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がり、先発予定だった和田毅投手やグラシアル内野手ら6選手がこの日、登録抹消。緊急事態で急きょ代役として先発した大竹耕太郎投手が、5回途中4失点と結果を残せなかった。
また、柳田悠岐外野手が42試合ぶりにスタメンから外れ、そのまま出場機会がなく欠場。主砲を欠いた打線は9安打を放ちながらもつながらず、1点止まりに終わった。試合後の藤本博史監督の一問一答全文は以下の通り。
――大竹投手は急きょ先発に。
「まあね、急きょだから、大竹を責めるわけにはいかない。あそこのね、状態の悪いレアードのところでチェンジアップが高めにいったというのがね、やっぱあそこが反省点かな。でも、要所要所、よく頑張ってくれていたけどね。急きょやから、なかなか準備ができていなかったのもある」
――柳田選手が欠場。
「この間こけたところでね、バッティングはできていたけども、思い切って振れないところもあったし、首が痛い、肩が痛いっていうところで、今日はベンチで休憩でしたね」
――今後への影響というところは。
「まだわかんない。これはもう(試合のない)明日も治療するけど、明後日どうなるかってのは全然見当がつきません」
――ロメロに少ない球数で抑えられた。
「そうですね、見せ場は8回だけやったね」
――野村大選手が姿勢を見せてくれた。
「姿勢見せてくれたけど、守りでも姿勢見せてくれたよね。だから、ああいうところよね。せっかく代打でいいヒットを打ってね、そのままサードについて、守りでああいうことしとったら、何が優先かっていうところね。ランナー来たから待ちました、じゃ駄目だからね。あそこはランナーぶつかってもいいんだから。ぶつかったら、守備妨害でアウトになるわけやから」
――周東選手が最後に意地を見せた。
「その辺はみんな頑張ってますよ。そこはもう自分のやることは精一杯やってきているんじゃないですか。今日もね、調子の良いモノから並べていったけどね、それでもやっぱりなかなかつながらないというか。今宮があそこで打っていたら面白くなっていたけどね」
――牧原大選手が序盤の走塁で判断ミス。
「あれはボーンヘッドですね。反省点はいっぱいありますよ。そこはもう個人個人が反省して、次やらないようにすることだけですね」