サヨナラの好機生かせず「残念ですね」 鷹・藤本監督の試合後の一問一答全文

試合前のソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
試合前のソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

延長10回1死二、三塁で明石、松田が凡退「何とかしてもらいたかった」

■日本ハム 3ー2 ソフトバンク(26日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは26日、本拠地PayPayドームで日本ハムと戦い、延長の末に2-3で逆転負けを喫した。1点リードの8回に又吉が上川畑に同点弾を浴びると、延長10回に嘉弥真の悪送球で勝ち越し点を献上した。

 その裏、1死二、三塁と一打サヨナラのチャンスを作ったが、ベテランの明石、松田が相次いで凡退し、競り負けた。試合後の藤本博史監督の一問一答は以下の通り。

――最後は粘って逆転のチャンスを作った。
「何とかしてもらいたかったですけどね」

――泥臭く先制点も取った。
「最初の点はね、良い形ではないけど、本当にいい形はタイムリーとかなんでしょうけど、最低限の1点は取れてるんですけどね。最後の最後で、一番いい場面で取れなかったというのはちょっと残念ですね」

――延長10回の失点は嘉弥真投手の悪送球。
「アウトにできると思ったから投げたんじゃないですか。ミスはミスで、それはもう反省するだけですけど、アウトにできると思ったから投げたんだから、いいんじゃないですか」

――津森投手はフォアボールが。
「そうですね、ちょっと最近フォアボールをよく出しますね。もっと自分を信じて、ゾーンで勝負できるように。ボール自体は、悪くないですよ」

――同点ホームランはちょっと不用意だったか?
「相手もいることですから。それはもうなかなか全部が完璧に抑えられるわけじゃないわけやから。こっちもそういう場面でホームランを打てるわけですから、そこは責めることはできないですよね。レイもしっかりよく投げてくれたしね」

――牧原選手は相変わらず好調。
「何とか10回の場面でね、同点あるいは逆転という一番いいシチュエーションだったと思うんで、何とかしたかったですね」

――このカードは勝ち越し。
「明日からまた頑張りましょう」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)