今宮の登録は見送り、渡邉陸の今日の起用は? 鷹・藤本監督の一問一答全文

「甲斐も『うわ、やばいな』というところで、尻に火がついてきたんじゃないかな」

――甲斐選手も守備の差はあるとはいえ、刺激になるのでは。
「当然、甲斐も昨日渡邉があれだけ打てば『うわ、やばいな』というところで、尻に火がついてきたんじゃないかなと思うよね。今日打ってくれるでしょう」

――和田投手は日米通算150勝と、交流戦勝利単独トップがかかる。
「なんとか達成してほしいですよね。もう最初から飛ばしていってほしいですよね。今日はピッチャー全員使えるんでね。もう万全に後ろは待ってるんで、もういけるとこまで飛ばしてもらって、疲れてきたところで、すぐに。和田に勝利を、150勝できるように何とか後ろで頑張っていきたいと思います」

――継投は早めに。
「最低でも、まこっちが先に点を取って、和田が5回投げるってことがまず優先というか、目標ですよね」

――松田選手の役割を称賛されているが、和田投手も投手陣に与える影響は大きい。
「和田はどっちかいうたら言葉で言うより、自分がやっている姿を見せるだけですから。口でやるのは又吉がよくやってるんじゃないですか。又吉がいろいろね、ピッチャーのところを盛り上げてやってくれ、野手はマッチが盛り上げてくれているので。そこは本当に必要だし、ありがたいところだと思いますよね」

――又吉投手も移籍1年目でそういう役割を。
「まあね、中日時代から宣伝部長と言われていたからね。こっちでもインスタグラムっていうの? 俺そういうの全然分からないけどさ、そういう宣伝をやってくれているからいいんじゃない」

「昨日、又吉が投げたのも、どっちかというと本人が納得してない部分があったので調整登板。本人も昨日投げて、気持ち良く今日入っていけるんじゃないかなと。ちょっとボールがね、やっぱ2試合くらい高かったもんね。そういうメカニックなところはどうか分からないけど、お尻がどうのとか、股関節がどうのっていろいろね、本人も言ってたんでね、それが昨日投げれて良かったかなっていうとこありますよね」

「アイツは『投げたい、投げたい』だからね。あんな点差だったら、普通投げたいと言わないから。投げたいということは、本人がやっぱりどっか気になっているところがあって、試したいというのがあったんじゃないかなと思うし。ああいう展開でも投げるっていうのはやっぱりすごいなと思う。モイネロなんか『いいです』って言うてきたからね。5点差までなら行くけど、あの点差になったら『もういらない』と言ってやめたから」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)