ファーム調整中の海野は「2番手として絶対に必要」
――海野選手との入れ替えは。
「交流戦はあと1週間あるんで、ビジターがね。甲斐が先発した時の接戦での代打は当然ありますよね。その時の2番手っていうところでは、やっぱ海野が今のところ1番安心して送り出せるかなというところなんです。海野の場合はある程度、2番手を作るための実戦。例えば甲斐に何かあって、2番手どうしようかとなる時に、海野が2番手でいるのに実戦に出てなかったら、いきなり実戦でパフォーマンスできるかどうかはちょっと難しいところがある」
「海野の場合は、状態が悪いから2軍に行ったわけじゃなくて実戦に出るため。ちょうど9連戦があったんで、そこに出るために行かせている。それがちょっと伸びるかもわかんないけど、こっちは絶対必要なんで」
「甲斐の後は渡邉じゃないんですよね、渡邉はあくまでアタマ、あるいは代打というところで考えているんで。こっちは状態いいから呼んでるわけですからね、当然キャッチャーとして育てるところも当然あるし、だから大関ともう1回組ませるっていうところも考えている」
「バッテリーというのは息が合わないと。育てる中でも、やっぱりチームは勝っていかないといけない、負けちゃ駄目なんですから。ピッチャーとの兼ね合いとかを考えたら、大関は去年も2軍で組んでるし、昨日の試合を見てもテンポよく投げていたんでいいかなと思ってそこは考えています。杉山のところも受けてるんですけど、杉山の場合はちょっと引っ張ってやらないといけないというところがあるんで。大関はもうある程度自分で作れるというところがあるんで、その辺はちょっとまだ考え中ですけどね」
――大関投手と組ませるまでは渡邉選手は代打で。
「当然、横浜でも3試合全部、代打使えたしね。伊勢のときは全然タイミングが合ってなかったけど、その他は初球からバット振れてるんで、状態いいっていうのは確かかなと思う」
――勝負どころで起用?
「勝負どころにはデスパイネがいるんでね。それはやっぱり昨日打ったから、好調だからって、いきなり1軍の勝負どころで使えるかというたら、やっぱり今までの実績とかでデスパイネをもう1番手で考えてるんで。例えば先頭バッターで行くとか、チャンスメークをしてもらうとか、2番手3番手っていうところは考えてますよ」
――今宮を上げるにあたって投手を減らす?
「ピッチャーは落ちないと思いますけどね……。今宮が上がったときは……教えません」
――悩みどころ?
「そうですね、あと交流戦終わったら4日間空くんでね。残りの交流戦というところも、今日、和田が投げて、杉山も次投げるから、先発ピッチャーが1人飛ぶっていうところはあるんですね。誰とは言いません」