ソフトバンクは28日、本拠地・PayPayドームで広島と戦い、12安打11得点の猛攻で大勝した。プロ初スタメンとなった育成出身の渡邉陸捕手がプロ初安打初本塁打を含む2打席連発、4打数3安打5打点と大活躍。藤本博史監督も渡邉陸の働きを絶賛すると共に、今後の甲斐拓也捕手との起用方法にも言及した。
――打線がよく繋がりました。
「今日は繋がったというか、初スタメンの渡邉があそこでホームランを打ってくれて本当に試合が楽になりましたね」
――渡邉選手は2打席連続ホームラン、5打点という活躍。
「去年2軍でずっと一緒にやってて、バッティングはやっぱりいいもの持ってたんでね。ここまでやるとは思わなかったですけど、ホームゲームで初安打、素晴らしいですね」
――リードのところではどう映りましたか。
「大関とは去年2軍でバッテリー組んでるんで、組みやすいかなと思って今日スタメンでやらせてもらった。1軍のピッチャーというところはちょっと兼ね合いもあるんで、これからまた考えていかないといけないと思う。甲斐といい競争してもらって、甲斐もお尻に火がついたんじゃないかなと思います」
――リード面で良かった点などありましたでしょうか?
「1回はちょっとバタバタしたんですけど、2回以降はテンポよくリードできたんじゃないかなと思います」
――牧原大選手、柳町選手なども活躍した。
「もう本当、誰これじゃなしに、全員繋ごうという気持ちで打席に入ってくれているんで。こういう試合をやっていれば、今日みたいな勝ち方ができるんじゃないかなと思います」
――大関投手は7回1失点の好投。
「いや本当に2回以降、素晴らしいピッチングだったと思います。ここまでずっと先発でゲームを作ってきてくれてるんで、ローテーションの一角を自分で勝ち取ったっていう感じがしますね」
――今後に向けて一言。
「もう1試合1試合しっかり勝っていくだけです」