ガルビス昇格へゴーサイン、田上と野村大の現状は? 鷹・小久保2軍監督の一問一答

試合に向けて自己分析シート提出を課す「ないと分析してこないんで」

――名前が出た緒方選手もずっと好調。
「内容が良かったですよ。三振以外は内容はいいものを続けていますね」

――緒方選手の好調の要因は?
「自分の分析が結構できていますかね。自分の悪い時がどうだっていう。だから、そうならないように気をつけているというか。相手ピッチャーに対して自分がどう攻めるかというのを(紙に書いて)提出させていますけど、比較的自己分析ができているかなと感じます。だから、準備がいいんじゃないですか? 相手ピッチャーと自分の対戦でどうしたら1番確率高くとらえられるか。そのイメージができているような文面になってますね」

――自己分析シートがあるんですか?
「毎試合出させているんで。やって1か月半から2か月くらい経ちますよ。もう少ししたら辞めさせますよ。あれば前の日に相手投手分析してくるでしょ。普通はしてくるんですけど、ないとしてこないんで(笑)」

――川村友斗選手が初スタメン、守備でもいい所があった。
「ちょっとバッティングが今の状態では……。最後の真っ直ぐも含めて、怪我した影響もあるのか、2月の時よりはあまり良くないような感じ。本人も今、自信がないと思います」

――どういう所が良さ?
「普通にロングティーでバックスクリーン越すヤツっていないんで。凄い飛ばす力あるなぁと。投げていても、いい打撃していたんで。ちょっとピッチャーにかなり寄っていくスイングになってしまったなぁと。身体が流れながら、グリップも前に出ていくんで。あれじゃ真っ直ぐ打てないですね」

――小久保監督が毎日、打撃投手をして分析して、コーチと話し合っている。
「投げて感じることもあれば、毎日同じ角度で見ているので、ベンチから気づいたことは伝えて。僕は手取り足取りはしないですけど、バッティングコーチにそういう話をして担当コーチにしてもらうという形です」

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)