ガルビス昇格へゴーサイン、田上と野村大の現状は? 鷹・小久保2軍監督の一問一答
代打として期待されていた野村大は「守れないと1軍には行けない」
――ガルビス選手の打席数はどうやって決めている?
「最初はずっと4打席立たせていたんですけど、それは1軍の要望もあって。なるべく早めに1番、2番で打席数多く使っていました。今も要望があるのはあるんですけど、こっちも出さないといけない選手がいるので、その絡みで1打席だけ貰っている感じです。ポジションがサードだと、リチャードもいて、野村大樹とかが出るところがないので。これがファームの難しい所。大樹もスタメンがずっと無いでしょ。してあげたいんですけど、なかなか。本人も頭から出たいと思ってると思うんですけどね」
――野村大選手は1軍での代打要員としての期待もあった。
「でも、守備でしょ。守れないと1軍には行けない。打つだけの枠では厳しい。だって打って代走いるでしょ、守備固めいるでしょ。3人いるんですよ。それは、全盛期を終えたベテランが代打に回った時はそれは許されますけど、なかなかこの年齢でその枠は使えない。もちろん、打つことは大好きだから一生懸命やってますけど、やっぱり守備もやらないと。1軍行ってる選手は守備が普通に出来るから行っている。全てにおいてレベルアップしないとあの舞台には行けないです」
――小林珠維選手が最後に三塁打。
「いいところ打ってましたね。インサイドの捌きがだいぶ小さく回るようになったんですけど、ゲームになったら“打ちたい打ちたい”が出過ぎて。緒方(理貢)が状態良くてスタメンの機会が増えてるので、たまに回ってきたスタメンで(気持ちが)入れ込むのは分かるんですけど、ピッチャー側に寄りすぎている。練習の時はそこまで出てないんですけど、ピッチャー側に寄りすぎるからどうしても距離が取れずに」