千賀が序盤に崩れた原因は? バッテリー交代の意図は? 鷹・藤本監督の一問一答

途中から出た選手もアピール不足「点を絶対にやらないぐらいの気持ちで投げてもらいたい」

――佐々木朗希投手に苦戦する形になった。
「いいピッチャーですからね、そう簡単に打てるピッチャーじゃない。でも、しっかりと牧原とかも打ててるし、フォークの浮いた球を打ちに行っている。それを打ちに行かないとどんどんカウント球がフォークでストライク取られるんで、高く浮いたフォークは打ちにいかないといけないと思います。真っ直ぐもフォークも全部打てというのはなかなか難しいことですけどね。2点、3点ぐらいだったらチャンスあるかなと思って。100球近く6回で投げさせることもできたんで、7、8、9回で3点以内だったら、と思っていたんですけどね。レイは途中よく3イニング抑えてくれたんで、7、8、9回にチャンスあるかなと思ったんですけど。ちょっとその後、投手陣が追加点をやるという形になった」

――2回は当たってる今宮選手に送らせてでも1点をというところだった。
「飛び出したというのはね、そこはもうミスはミスで終わったことなんで、仕方ないと思いますけど」

――グラシアル選手は2安打。
「状態上がってきてますからね。最近ずっと猛打賞や3出塁とかやっているんで、あとはチャンスで、ああいう形で打てるんだったら、いい形になってくるんじゃないかなと思います」

――途中から出る選手はアピールのチャンスだった。
「そうですね、実際勝っていたら、なかなか今の状態じゃ投げられてないわけですから。こういうビハインドのときに、しっかり今日のレイみたいな形でアピールしてくれた次先発ありますよね。3点差っていうのは絶対まだまだチャンスあるわけだから、そこから点を絶対にやらないぐらいの気持ちで投げてもらいたいというのは当然ありますよね。松本に関しても、強い球を投げてるんだけど、球が高いというところもあったし、その辺はね、これからの課題ではないかなと思います」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)