鷹・柳田は「3番・DH」で復帰即スタメン 試合前の藤本博史監督が語ったことは?

1軍復帰したソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
1軍復帰したソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

野村勇は「ツーストライクアプローチができるようになれば、レギュラーも近い」

 ソフトバンクは26日、本拠地PayPayドームで西武戦を戦う。この日から左肩腱板炎で離脱していた柳田悠岐外野手が1軍に合流。出場選手登録され、即「3番・DH」でスタメン出場する見込みだ。試合前の藤本博史監督の報道陣との一問一答は以下の通り。

――柳田選手が合流
「登録するよ。本人と話し合って、全然打つ方は痛くないんで、DHで使いますよ。実戦は3軍戦に2試合出ただけやから、どうかと思うけど、アイツが出て状態上げてもらわないと。2軍戦出てても中止だし、痛みがないならどんどんやって状態上げてくれれば。相手は嫌でしょ、アレだけ振られたら。いい時ほどは期待できないかもしれないけど、いるかいないかで違う」

――打線の状態は上がってきている。
「打順は固定できないっていうか、1番と4番、9番っていうところしか固定できていない。今宮が上がってきてるから、不動の8、9番で固定しようかな、と。2番に上げたら崩すからね。8番打ってる方が打率が高いからね。あとは上林や柳町、牧原大、晃、きょうは相手が左でマッチを1回使おうと思っているけど。レギュラーは三森、中村晃、柳田、グラシアル、甲斐ってところ。あとは状態いい選手を使っていく」

――野村勇選手が活躍している。
「ツボを持ってるからね。ここにきたら飛ぶっていうツボを持ってるからホームランを打てる。足が速いから、率も残せるバッターになると思うよ。この前もホームラン2本以外は3三振やからね。ツーストライクアプローチができるようになれば、レギュラーも近い」

――甲斐は休日返上で練習。
「状態は悪いですよ。1割しかないんやから。打ちたい気持ちで余計に焦っているのか。ただ、日本ハムの最後の2試合はだいぶ振り上げるんじゃなくて落ち着いてきたというか。自分のタイプを考えたバッティングしたら、おのずと率は上がってくる。焦っているようやけど、ゆっくり構えて自分のバッティングをしたらいい」

――松田の状態。
「普通ですよ。世代交代という中でちょっと試合の打席数も減ってきてる。でも、ベンチで1番声出してくれているからですね、盛り上げてくれているんで併用しながら使っていきたい。きょうは新人やね。合うんじゃないかな、と7番に入れさせてもらいました。状態いいのは使っていきたい。外された選手は途中から行くよ、と準備してくれている」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)