ホークス石川柊太が自覚する“求められる”役割 火曜日の先発投手の重要性
「中継ぎの人がタフな1週間になるかどうか」
ソフトバンクの石川柊太投手が26日に本拠地PayPayドームで行われる西武戦に先発する。25日に行われた投手練習で最終調整を行った右腕は今季4度目の先発マウンドに向けて「体のところで引き続き前回とまあいい意味で変わってないので、前回と同じような気持ちで投げられればいい」と視線を向けた。
前回登板だった19日のオリックス戦では7回2安打無失点の好投で山本由伸投手に投げ勝って今季初勝利をあげた。球界屈指の投手に投げ勝つ最高の形での初白星となったものの、石川は淡々としたもの。「相手では変わらない。勝ちは勝ちだし、負けは負け。ルーキーに負けたからなんだ、いい投手に勝ったからなんだっていう話で、向こうの投手に失礼。相手がルーキーだから負けちゃいけない、とかいう話じゃない。勝った負けたより、次の試合にどう調整していくか」と考えを語る。
ただ、自身の投球内容には手応えを得ている。「打者の反応がいいので、フォーム的にリリースが安定しているのかな、と。力の伝わり具合、フォークも空振り取れたりするし、真っ直ぐも頑張って投げようとすれば投げられたりするところがあるので、いい感じで投げられているんじゃないかな、と。バッターの反応がいいからいい感じで投げられているのかな、と」。前回登板は10個の三振も奪った。ボール自体の感触はいい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)