「80%で」投げても最速155キロ 鷹の育成外国人2投手が見せたポテンシャル
フェリックスとアルメンタの2人に若田部3軍投手コーチ「楽しみにしておいて」
12日にタマスタ筑後で行われたソフトバンク3軍と四国IL香川との交流戦。この試合で、ソフトバンクの育成新外国人アレクサンダー・アルメンタ投手とマイロン・フェリックス投手が揃って実戦に初登板し、鮮烈なデビューを飾った。
まずマウンドに上がったのは17歳のアルメンタ。2点をリードした8回に登板すると、四球を与えたものの、1イニングを無安打無失点。三振も2つ奪い、ストレートの最速は147キロをマークした。
3点リードとなった9回にはフェリックスが登板。細身ながら躍動感ある力強いフォームから投げ込んだ初球はいきなり152キロをマーク。先頭を遊飛に打ち取ると、残る打者を連続三振に仕留めて、ゲームを締めくくった。3人目の打者への初球には最速155キロをマークし、観衆をどよめかせた。“来日初セーブ”も飾って笑顔のデビュー戦となった。