肺炎だった板東湧梧…現状は? 藤井、松本裕らリハビリ組の現在地、コーチが説明

故障から復帰を目指す選手たち…森山良二リハビリ担当コーチが現状を説明

 鷹フルでは、シーズンオフも筑後から「リハビリ情報」をお届けしていきます。11月28日、森山良二リハビリ担当コーチに選手たちの現状を聞きました。シーズン終盤に離脱した藤井皓哉投手や松本裕樹投手らの現状は?

――板東湧梧投手は肺炎と本人が言っていました。
「もう、それは大丈夫」

――体調不良でリハビリ組に来たのはいつですか?
「20日から。だから1週間くらい。28日で終わり。きょうブルペンに入って、今年一番よかった」

――筑後にいないリハビリ管轄の選手は周東佑京選手と松本裕投手ですか?
「マツ(松本裕)は時々こっちに来て、あとは向こう(みずほPayPayドーム)でやったりとか。こっちに来ても、することがなかったのでね。何日かに1回くらいはこっちでトレーナーチェックをしてもらったりするけどね。本人に任せている。順調です」

――藤井投手も順調?
「藤井は順調やけど、まだあいつはもうちょっとやね。まだメドはたっていないかな。歩いたり、足を上げたり、それくらい。腰だからね。そんな感じです。あとはもう順調かな、みんな」

――内野海斗投手は?
「順調と言えば順調やけど、右肩の違和感。12月まではリハビリでやってもらうんじゃないかな。(11月)29日で宮里(優吾)は卒業、板東は28日に卒業で、赤羽(蓮)もたぶんあと何回かブルペンに入る。体に問題がなければ。残るのは佐々木(明都)と藤井と松本裕とトミー・ジョン組かな」

――澤柳亮太郎投手はまだ状態云々と言えるような時期ではないですか?
「まだまだですよ。手術も9月頭でしょ」

――武田翔太投手については?
「武田も順調です。あいつは(順調にいけば復帰が)今年の春先でしょ。4月か。でもキャッチボールを見ていたら、だいぶいいもんね。スムーズじゃない感じの時もあるみたいだけど。まだまだです。来年の途中からでしょ」

11月28日リハビリ情報

背番号 選手名 現状
18 武田翔太 4月にトミー・ジョン手術
37 生海 1月に打球事故で「左側頭葉脳挫傷」と診断。ランニングとティー打撃、ネットスローなど
38 澤柳亮太郎 9月にトミー・ジョン手術
46 川原田純平 2月に右足首を痛め、8月に手術をしてリハビリ中
50 板東湧梧 肺炎明け。11月28日にリハビリ組を卒業
158 赤羽蓮 腰椎分離症から間もなく4か月が経過。最初の2か月はボールにも触れず。11月29日に故障後初めて捕手を座らせたブルペン投球。順調なら年内にリハビリ組を卒業
126 宮里優吾 右肩痛で2か月程度のリハビリ。11月29日にリハビリ組を卒業し、12月1日から筑後ウインタートレーニングへ移行
161 内野海斗 右肩の違和感
163 佐々木明都 2023年10月にトミー・ジョン手術。リハビリの過程で腰痛を発症。年内にブルペンで、捕手を立たせた状態で投球する予定

(鷹フル編集部)