「本物のレギュラー」へ…正木智也がぶち当たった壁 小久保監督が語った“6番問題”

ソフトバンク・正木智也を見つめる小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
ソフトバンク・正木智也を見つめる小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

7回1失点のスチュワートは「言うことなかった」

 ソフトバンクは7日、西武戦(みずほPayPayドーム)に2-3で敗れ、4連敗となった。先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手は7回1失点と好投したが、8回に登板した杉山一樹投手が同点を許し、9回を託されたダーウィンゾン・ヘルナンデス投手が勝ち越しのソロ本塁打を浴びた。打線は牧原大成内野手の2号ソロなどで3回に2点を挙げたが、その後は追加点を奪えなかった。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。

――重たい展開となり、1つ勝つ難しさを感じた。
「今年一番苦しい時期がここに来たなって感じですね」

――スチュワート投手が好投を見せた。
「最後(7回2死一、二塁)、栗山に対してもね、成長を感じましたしね。カーターは言うことなかったと思いますよ」

――8回、9回の投手起用について。
「それはそれでしょうがないところはあるんですけどね。昨日と同じ展開でね、もう1本出ないと苦しいですね」

――(5打数無安打3三振の)正木選手には壁を乗り越えてほしい?
「いや、そりゃそうでしょ。これを乗り越えんと、本物のレギュラー、トッププレーヤーの仲間入りはできないですね」

――正木選手は明日以降も6番で起用する?
「まだわかんないです。これから考えます」

――中村晃選手は急遽、昇格させた?
「いや、全然違いますよ」

――連絡が来たんですか?
「連絡が来たというか、行けますということです」

――オスナ投手がドームに来ていた。
「まだ詳しくはあれですけど、体はだいぶ良い感じだと聞いているので、どこかから戻ってくれればいいですね」

――近藤選手は2回に二盗を決めた。
「あそこは行っていいというサインだったので」

(飯田航平 / Kohei Iida)