勝ちパターンで逆転負けも「今まで助けられっぱなし」 小久保監督コメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】

7回に山川の19号ソロで勝ち越すも逆転負け

 ソフトバンクは3日、日本ハム戦(みずほPayPayドーム)に7-8で敗戦した。先発した有原航平投手は7回6失点。勝利投手の権利を持って降板したが、8回にダーウィンゾン・ヘルナンデス投手が2失点を喫して、2敗目となった。打線は、周東佑京内野手が2安打2打点。川瀬晃内野手も2打点で、同点の7回無死では山川穂高内野手が一時勝ち越しとなる19号ソロを放った。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。

――有原投手は立ち上がりからいつもと違った?
「日本ハムの打線の状態が、昨日も見ていて、いいなと思いましたけどね。そんな時もあるでしょう。だって年間ローテでずっと回っていて、全部が全部、防御率1点台できているピッチャーなので。そういう日もありますよ」

――有原投手だからこそ7回まで投げさせた?
「もちろん。球数的に120から130はだいたい彼は行くのでね」

――7回に山川選手の本塁打で勝ち越したが。
「そうね。でもヘルナンデスには今までずっと助けられっぱなしなのでね。ピッチャー陣がここまでずっと引っ張ってきてくれたので、こういう日もあります」

――ヘルナンデス投手は2試合連続の失点だが信頼は揺るがない?
「もちろん。このメンバー、いるメンバーで勝っていくしかないのでね」

――最終回の攻撃は惜しかった。
「(三塁を)回っていてもアウトでしたけどね。最終回というか、その前にもよく勝ち越したし、打線も全然よかったと思いますよ。晃(川瀬)も周東も、集中打で、チャンスでずっと繋ぎながら。打線が7点取ったら文句ないでしょう」

(飯田航平 / Kohei Iida)