失敗を嘆くのは「もったいない」 “配球の夢”で眠れない夜…大関&柳町が知る海野の苦悩

  • 記者:飯田航平
    2024.07.29
  • 1軍
ソフトバンク・海野隆司(右から2人目)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・海野隆司(右から2人目)【写真:竹村岳】

小久保裕紀監督が明かした海野の「夢」…引き出した大関友久の「良さ」とは

 夢に「配球が出てくる」ほど、悔しさも怖さも味わっている。今季が5年目となる海野隆司捕手が、1人の捕手として頼もしくなろうと成長しているところだ。ソフトバンクは29日、オリックス戦(みずほPayPayドーム)に4-1で勝利した。今宮健太内野手の同点適時打と、貴重な追加点となる適時打を放つ活躍を見せて、後半戦最初のカードを3連勝で飾った。

「8番・捕手」で出場したのが海野だった。7月、チームは10勝9敗。先発マスクの内訳は甲斐が12試合で、チームは9勝3敗。海野は7試合のスタメン起用で、1勝6敗だった。分かれてしまっていた明暗。海野も「記事で見たんですけど、別に言わなくてもわかっているので。それは一番自分が感じている」と真っすぐに受け止めていた。そんな苦しむ海野の姿を、同期入団で同学年の大関友久投手、柳町達外野手はどのように見守っていたのか。

 この日の先発を務めた大関。今季は開幕から甲斐とバッテリーを組んでいたが、5月19日の西武戦(みずほPayPayドーム)からは8試合連続で海野とバッテリーを組んでいる。5回1失点で、6月26日のオリックス戦以来、自分を1か月ぶりの白星に導いてくれた。1人の投手として「捕手・海野」の良さはどんなところに感じているのだろうか。大関は「緩急」がポイントだと挙げる。

(飯田航平 / Kohei Iida)