大津亮介の好投に隠された「17.6」 無傷の3連勝…7回2安打無失点を呼んだ“魔球”

  • 記者:福谷佑介
    2024.04.26
  • 1軍
ロッテ戦に先発したソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】
ロッテ戦に先発したソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】

好投を支えた日本球界でも使い手の少ない「ワンシーム」

 その姿には貫禄すら漂い出している。25日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。今季3度目の先発マウンドに上がった大津亮介投手がまた好投した。ロッテ打線にわずか2安打しか許さず、自己最多タイの108球を投げて7回無失点。無傷の3連勝とし、防御率は1点台を切り、0.90となった。

 初回を簡単に3人で片付けると、2回も3者凡退。3回1死から田村に二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、後続を打ち取った。4回も2死からソトに二塁打を浴びたが、ここも無失点。結果的に浴びた安打はこの2本だけ。危なげない投球で7回まで投げ抜いた。

 この日の好投を支えたのは、日本球界でも使い手の少ない「ワンシーム」だった。「今日は右バッターのインコースに多く投げられたので、そこが良かったと思います」。真っすぐ、カットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、そしてワンシームと7球種を操る大津。この日の投球データにも、その効果は表れていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)