メニュー表見て「恥ずかしい」…A組抜擢も抱く複雑な感情 育成3年目・川村友斗の危機感

  • 記者:福谷佑介
    2024.02.09
  • 1軍
ソフトバンク・川村友斗【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・川村友斗【写真:藤浦一都】

仲田慶介や西尾歩真らと共通する思い“育成選手はプロ野球選手じゃない”

 覚悟と決意に満ちたキャンプA組スタートとなっている。ソフトバンクの育成選手・川村友斗外野手が支配下昇格に向けて必死に汗を流している。「(背番号が)2桁にならなきゃ何も始まらないので。まずは支配下を目指して、アピールしていくというのが最初の1番の目標です」。2022年に入団した川村にとって今季が節目の育成3年目。2024年に懸ける思いは人一倍強い。

 8日に行われたフリー打撃では打撃投手として登板した2年目の大津亮介投手から右中間を破る長打性の当たりも放った。オフにはプエルトリコのウインターリーグに参戦。そのままアメリカへと渡り、シアトルの「ドライブライン・ベースボール」でもトレーニングに励んだ。海外での武者修行に送り出した球団の期待の大きさが伺い知れる。

 文化の違うプエルトリコでは大きな学びを得た。現地の選手たちのパワーを目の当たりにして「コンパクトなバッティングが自分のスイングだなと再認識できた」。野球に臨む姿勢についても「向こうの人はミスしても全然オッケーというか、すごく楽しそうにやっている。でも、実はその裏ではすごく準備をされていた。そこが1番ギャップを受けました。準備は大切なんだ、と思わされました」という。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)