「やべえな、この人は」板東湧梧が胸に刻む“雄叫び”…間近で見た「超一流」和田毅の姿

  • 記者:竹村岳
    2023.11.20
  • 1軍
ソフトバンク・板東湧梧【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・板東湧梧【写真:荒川祐史】

秋季キャンプではドライブラインでの取り組み、1月に決まっている自主トレの予定とは

 発見が続き、感覚と数値をすり合わせるような秋となった。ソフトバンクは17日に秋季キャンプを打ち上げた。投手は筑後、野手は宮崎という球団初の縦割りキャンプを実施。米国からは「ドライブライン・ベースボール」のスタッフを招くなど、科学的なアプローチで選手の技術向上を図った。板東湧梧投手にとって、どんな期間となったのか。自主トレをともにする先輩でもある和田毅投手を「さらに尊敬する」という言葉の真意に迫った。

 ドライブラインでは、まずは体に機器を装着してあらゆる角度から数値化。自分のフォーム、体の特徴を踏まえて長所も短所も発見された。板東も過去に計測した経験があったといい「目新しいものはないんですけど、自分がやっていることの再確認ができたのはよかったです」と充実の表情で語る。「ドライブラインの形があるんですけど、自分の今のフォームや課題に対して『このドリルが合う』『このドリルではどんな意識をするべき』って教えてもらえる」と、方向性が照らされるようなフィードバックを受けた。

 今季は30試合に登板して5勝4敗、防御率3.04。自己最多の83イニングを投げるなど経験を積んだが、最大の目標に掲げていた開幕ローテーションから漏れるなど、悔しさの方が多いシーズンとなった。自分が感じていた課題と、ドライブラインからのフィードバックを照らし合わせても「アプローチは独特でしたけど、自分がやっていることと同じだった」と、ある程度似ていたことから、方向性を見失わずに済む。今オフは体幹の強化と、股関節にフォーカスして取り組んでいく。

板東は1月の自主トレでは2年連続で“和田塾”で自身の課題と向き合う【写真:竹村岳】
板東は1月の自主トレでは2年連続で“和田塾”で自身の課題と向き合う【写真:竹村岳】
ピンチを脱し雄叫びをあげたソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ピンチを脱し雄叫びをあげたソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)