キャリアハイを支えた球種…松本裕樹が手に入れた“自信” 終盤で好調を維持できた要因

  • 記者:竹村岳
    2023.11.11
  • 1軍
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】

筑後での秋季キャンプに参加中、すでに2024年はリリーフ起用と首脳陣から通達

 確かな手応えを握り締めて、2024年に向かっていく。ソフトバンクの松本裕樹投手は今季、シーズンを通してリリーフとして存在感を示した。多くの面でキャリアハイの成績を残し、すでに来季も中継ぎで起用されることを倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーターから通達されている。今季の飛躍を支えたのは、自信を深めた変化球の存在があった。

 2022年は44試合に登板して5勝1敗、防御率2.66と最終的にも「7回の男」に定着するほど、首脳陣からの信頼も得た。大きな期待を背負って今季を迎えたが、オープン戦では防御率6.00と振るわず。シーズンが終わった今、振り返ってみても「前半は試行錯誤しながら、良かったり悪かったり、波があった。後半はいいピッチングを続けることができたので、シーズンを通して(終盤に)パフォーマンスが落ちることがなかったのは良かったです」と言う。

 今季は開幕1軍に入ったものの、23試合を終えた時点で12試合に登板するなど、ハイペースでの登板を重ねていた。5月13日に1度抹消されて、10日で再登録。6月は6試合に登板して無失点。7月は防御率4.50だったものの、8月と9月&10月は防御率1点台で、上昇気流を描いてシーズンを終えた。春先に思うようにいかなかったのは、自分の中で整理ができていなかったと話す。

(竹村岳 / Gaku Takemura)