2軍の成績だけでは測れない? 斉藤和巳コーチが語っていた1軍と2軍にある“違い”

  • 記者:福谷佑介
    2023.06.12
  • 1軍
降板時に拳を合わせたソフトバンク・有原航平(左)と斉藤和巳投手コーチ【写真:荒川祐史】
降板時に拳を合わせたソフトバンク・有原航平(左)と斉藤和巳投手コーチ【写真:荒川祐史】

1軍での実績がある投手ほど「2軍で抑える難しさも正直ある」

プロ野球とは分からないものだ。2軍の成績だけでは決して測れないと改めて感じさせたのが、ソフトバンクの有原航平投手だった。6日に行われたDeNA戦で移籍後初となる先発マウンドに上がると、7回途中102球を投げて5安打1失点(自責点はゼロ)と好投した。同点で降板となり白星はつかなかったものの、上々の投球を見せた。

 レンジャーズからFAとなり、今季からホークスに加入した。キャンプ中から開幕ローテ候補の1人として競争を続けてきたが、オープン戦2試合で防御率10.29と結果を残せず、開幕を2軍で迎えた。ウエスタン・リーグでも8試合に登板して2勝0敗、防御率3.83。コンスタントに登板を続けていたが、十分な結果が出ているとは言い難かった。

 直近の2軍戦登板は5月25日の中日戦(ナゴヤ)だった。この試合、有原は2回に3連打などで3点を失うと、4回にも大量4失点。結果、5回を投げて8安打7失点を喫していた。ただ、開幕投手を務めた大関友久投手が体調不良により戦線離脱。代役候補として急きょ白羽の矢が立ったのが、登板間隔にも余裕があった有原だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)