ソフトバンク2軍は18日、ウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に臨み、7-2で勝利した。先発の松本晴投手が3回無失点の好投。2回1死三塁で水谷瞬外野手が1号2ランを放ち、5回1死ではウイリアンス・アストゥディーヨ内野手が2試合連発のソロアーチを放った。試合後、小久保裕紀2軍監督が取材に応じた。一問一答は以下の通り。
――右投手と早く対戦してもらいたい。
「それはね、放っておけばそのうちくるので」
――水谷選手も2ランを放った。
「ちょっと悪い時期に上に上がって、またちょっと良くなってきていると本人は言っていました。いい風が吹いていましたね、今日は。2打席目もうまく右に打って走者を進めましたし」
「サインがない時に、セカンドゴロを打ちにいくようなバッティングはやめてくれと言っているので。ライト方向に大きなフライとか飛ばすイメージで入ってくれ、と。井上もそういうイメージでいいと思うので。どうしても1点ほしい時は(こっちから)バントのサインを出すのでという話はしました」
――2四球を選んでいるだけに、ボールの見え方も良さそう。
「そうですね。雑にならないで、バッティングを壊す時って“打ちたい病”が出すぎて、ボール球を振ってしまう。今日の(笹川)吉康みたいに。あれが一番バッティングを壊す原因なので。ボールがこないときは我慢して、一塁ありがとうございますっていう、それが大事ですよね。俺も現役の時はあまりできなかったので、好不調の波が激しかった。“打ちたい病”が強すぎたんですね」
――だから気持ちはわかる。
「わかる、わかる。あと西尾がね、ずっとミスばかり続いていたけど今日ショートゴロを全部捌きましたし、あとは2安打。バッティングは我々首脳陣は買っていますので。守備の面で少しずつ自信をつけてもらえたら」
――1軍を経験して変化は。
「そっちよりも、ゲームに出てのミスがやっぱりチームに響いたり、投手に迷惑をかけたり。学生の時はそこまで感じられないものが、こっちにくるとあるので。ちょっと足が動かなかったり、スローが怖かったり、そういう時期だと思うんですけど。逃げていたってうまくならないので。本多(2軍内野守備走塁)コーチが『スタメンでいきましょう』と言ってきたので。たまたま(川原田)純平が1軍にいってしまったので、しっかりと打の方でもアピールして良かったと思います」
――アストゥディーヨ選手が2試合連発。
「あれもいい風が吹いていましたけどね。あれも結果がレフトフライよりは気分がいいでしょうし」
――泉選手、甲斐野選手がそれぞれ失点。
「彼らは調整と思っていないでしょうからね。取られたことは非常に悔しがっていましたよ。上からきた選手が点を取られているんだから」
――重田選手も3回無失点で、前回登板では間合いを評価していた。
「ランナーが一塁の足が速いランナーに対するクイックを含めた対応は、前も話した通り、他の投手も参考にしたらいいというのが随所に出ています。やっぱり先発に回って、窮屈じゃなくなっている感じがあって。ずっと安定して抑えているよね」
「1軍からどれだけの投手が投げてくるのかわからないけど、今の所、先発の候補としてやらせているメンバーの中では、安定感はある方ですよね。いろんな球種を使えるというのが。どうしても1点を取られてはいけない7回、8回とかでいくと、真っ直ぐだけに頼ってしまう。でも今は真っ直ぐを投げたりカットやフォークを投げたり、色々使えているのでいいと思います」
――19日の先発は。
「武田です」