「体力強化」の松田と「技術が基本」の内川…増田珠が体現したい2人の師からの“教え”
「ずっと内川さんのところにいかせてもらっていたので」松田との自主トレに初参加
2人の師の“イズム”を吸収して、必ず飛躍につなげる。技術と体力の2つを追い求め、今季が6年目だ。ソフトバンク・増田珠内野手が明かしたのは、松田宣浩内野手(巨人)と内川聖一内野手(大分B-リングス)の自主トレの違い。「ずっと内川さんのところにいかせてもらっていたので。本当に真逆な自主トレというか。新鮮でした、すごく」と汗を拭った。
シーズンへの備え方は人それぞれ。互いの過ごし方を増田もリスペクトした上で、「内川さんの自主トレは技術が基本なので。技術練習が多いんですけど。松田さんの方は体力強化というか。メンタル含めそういう部分をすごくみっちり1週間できたのはよかったと思います」と語った。
松田との自主トレは今回が初参加。シーズンを完走するためのトレーニングがメインで、増田も「逃げ道がない。抜くに抜けない」というほど厳しい日々だ。技術よりも体力面に重点を置く意図を増田は「松田さんもおっしゃっていたんですけど、これだけ追い込めればシーズン中の負荷はこれ以上かかってこないので。これに比べれば回復するスピードも上がる」と代弁。昨年にプロ初本塁打を放ったときには「マスオ!」と拳を突き上げたた。入団時から“熱男”の後継者として期待をかけられてきたが、憧れの先輩の自主トレはとにかくきつかったようだ。
(鷹フル編集部)