明石「一方的では響かない」 高田「球団から嬉しい誘い」 新任4コーチが就任会見

就任会見に臨んだ高田知季リハビリ担当コーチ(野手)、高波文一4軍内野守備走塁コーチ、金子圭輔3軍内野守備走塁コーチ、明石健志2軍打撃コーチ(左から)【写真:球団提供】
就任会見に臨んだ高田知季リハビリ担当コーチ(野手)、高波文一4軍内野守備走塁コーチ、金子圭輔3軍内野守備走塁コーチ、明石健志2軍打撃コーチ(左から)【写真:球団提供】

高田は戦力外通告を受け、リハビリ担当コーチ就任のオファーを受諾

 ソフトバンクで新たにコーチを担う明石健志2軍打撃コーチ、金子圭輔3軍内野守備走塁コーチ、高波文一4軍内野守備走塁コーチ、高田知季リハビリ担当コーチ(野手)の4人が2日、本拠地PayPayドームで就任会見を行った。現役を引退し、即2軍打撃コーチとなる明石は「またホークスのユニホームを着れるということで嬉しく思いますし、責任ある立場になるので頑張っていきたい」と語った。
 
 明石は、現役として接してきた選手たちを、今度はコーチとして指導することになるだけに「人それぞれ感覚を持っている。一方的に言っても響かない。僕もコーチとしてルーキーなので、小久保監督、村上コーチのもとで勉強しつつ、選手と近い位置にいるので、相談に乗ったりコミュニケーション取ったりしていきたい」と指導者像を描いた。

 高田は今季で戦力外となり、リハビリ担当コーチ就任の打診を受諾。現役続行の道もあったが、引退してオファーを受けることに決めた。会見では「2週間前まではグラウンドで野球していましたけど、球団から嬉しいお誘いをいただいて光栄に思いますし、リハビリの選手たちの力になれるように頑張りたい」と語った。

 2016年に現役を引退し、その後は広報、スコアラーとして活動していた金子氏は「またユニホーム着て、グラウンドに立てる。責任ある仕事ですが、嬉しく思いました」と語り、これまで2軍や3軍でコーチ、副寮長なども務めた高波氏は「新しい4軍制ということで、やりがいあるポジション。高校を出たばかりの選手ばかりだと思うので、技術指導だけでなく人間、社会人として、いい大人になれるように指導していきたい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)