小久保2軍監督も称賛! 大竹耕太郎が苦悩の1年経て6回零封好投「形できている」
今季の1軍登板はわずか2試合だけ「自分に自信がないからそうなる」
ソフトバンクの大竹耕太郎投手が26日、宮崎県内で行われている秋季教育リーグ「第19回みやざきフェニックス・リーグ」の日本ハム戦で、6回無失点と好投した。散発4安打に封じ「今更ですけど、めちゃくちゃ感覚いいですね。コースにも投げられたし、前後も使えたので、自分はこうしていったらいいんじゃないか、というものが徐々に出来つつあるのかなと思います」と納得の表情を浮かべた。
初回、阪神からトレードで加入したばかりの江越にヒットを許すも、盗塁失敗もあって3人で封じた。2回以降も安打は浴びたものの、体勢を崩してのものが多く、痛打はなし。テンポよく、四死球もなく6回までわずか4安打に封じて安定感ある投球を披露。課題とされていたストレートの最速も145キロ前後をマークし、三振も見逃し3つを含む7個奪った。
この日の日本ハム打線は清宮や野村、今川、上川畑、万波と今季1軍が痛い目を見てきた面々が並んでいた。新庄剛志監督も視察に訪れる中で、相手打線を手玉に取った大竹耕に、小久保裕紀2軍監督も「ちょっとフェニックスの若い子相手じゃ物足りないんじゃないかなと思うぐらい。あの姿を変わらず続けていくことによって彼の道も開けてくるんじゃないですかね」と称賛した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)