鷹・大関友久、精巣がん手術から実戦復帰 1イニング3人斬り「すごく順調です」

3軍交流試合で実践復帰したソフトバンク・大関友久【写真:米多祐樹】
3軍交流試合で実践復帰したソフトバンク・大関友久【写真:米多祐樹】

8月2日に手術「早いくらいで、すごく順調です」

 ソフトバンクの大関友久投手が10日、タマスタ筑後で行われた3軍交流試合・関西独立リーグ選抜戦で実戦復帰した。1イニングを投げて3者凡退。降板後に「無事、体を動かすことができてる時点ですごく良かったなと思いますし、こうやって無事に済むかってすごく順調というか、早いくらいで、すごく順調です」と話した。

 大関は精巣がんの疑いで8月2日に左睾丸の高位精巣摘除術を受けた。病理解剖の結果、摘出された腫瘍以外にがん細胞は入っていないことが確認され、自宅療養を経て同24日にリハビリ組に合流し、リハビリを開始していた。

 7月30日の西武戦以来となる実戦のマウンドに上がった大関。先頭打者を右飛に打ち取ると、続く打者は中飛、さらに左飛に切り、1イニングを3人で封じた。この日の最速145キロだった。

(鷹フル編集部)