板東湧梧独占インタビュー 前半戦の苦悩を告白、ファンからの質問にも赤裸々回答

「鷹フル」の単独インタビューに応じたソフトバンク・板東湧梧【写真:上杉あずさ】
「鷹フル」の単独インタビューに応じたソフトバンク・板東湧梧【写真:上杉あずさ】

「コントロールのところを自信を持って投げられないと自分の持ち味は出せない」

 ソフトバンクの板東湧梧投手が「鷹フル」の単独インタビューに応じ、前半戦や現状抱えている課題などについて語った。開幕直後の4月5日に1軍に昇格するも、なかなか状態が上がらずに6月6日に出場選手登録を抹消。2軍降格後は先発として調整を続けており、7月29日からの後半戦で1軍の戦力となるべく汗を流している。板東は前半戦の振り返りや後半戦に向けての意気込みだけでなく、ファンから寄せられた質問にも回答。板東の素顔が覗くインタビューは以下の通り。また、完全版は動画で公開している。

――前半戦を振り返っていかがですか。
「少し出遅れて、途中から1軍に上がったんですけど、状態が上がりませんでした。あまりうまくいかないところもあったんですけど、今は気持ちを切り替えて先発に挑戦しています」

――どの辺りがうまくいってなかった?
「自分のボールをコントロールできていないなっていうのがあって、打者と勝負できてないと思っていました。それで結果に繋がっていないんだろうな、どうにかしないといけないなと感じていました」

――1軍では16試合に登板していました。
「ここから(状態を)上げていくしかないと思ってやっていて、ちょっと良くなった時期もあったんですけど、体の方も良くなかったりで、焦って空回りしていたかな」

――今、ファームで取り組んでいることは。
「体自体は良くなっているので、技術の方、フォームがハマってくれば、コントロールも球速も上がってくると思っています。そこのポイントを1つ掴めれば、再現性も高くなってくると思うので、そこを試行錯誤しています」

――そのポイントというのは?
「いろいろなポイントを考えていたんですけど、軸足のところでリズムをとると言うのが1番しっくりきています。下半身が主導になってフォームは動くので、軸足をポイントにしてリズムを取るというのをイメージしています」

――現時点で感覚はどうですか。
「良かったり悪かったりを繰り返していますけど、良かった時の感覚を自分のものにできるようにやっています。いい球もあるので、そこを増やしていけたら」

――1軍に上がるための課題は。
「コントロールのところを自信を持って投げられないと自分の持ち味は出せない。そこが良くなれば、比例して球のキレも良くなってくる。それにプラスしてフォークが良くないので、課題としてやっています」

――後半戦に向けた思いを。
「先発で調整させてもらっているので、どんなところでもいけるぞ、と言うのを2軍の試合で結果を残して、1軍の舞台にまた上がれるように、先発で勝利できるように頑張りたいです」

「ホークスで彼女にしたい選手」や「チーム内で仲の良い選手とエピソード」「オフの過ごし方」といったファンから寄せられた数多くの質問のうち、計6つに板東が赤裸々に回答。インタビューの完全版は以下の動画からご覧ください。

(鷹フル編集部)