斉藤和巳2軍監督が語った収穫 育成右腕を称賛「ピッチャーのMVPは…」

侍ジャパン戦で好投した藤原大翔にも言及

 ソフトバンクのB組は26日、社会人・ヤマハとの練習試合(アイビースタジアム)に臨み、4-4で引き分けた。先発の大関友久投手が2回をパーフェクトに抑える投球で順調な仕上がりをアピール。2番手の岩井俊介投手は2回1失点、3番手の相原雄太投手は2回無失点の内容だった。4番手の山崎琢磨投手は2ランを許し2失点、5番手の木村大成投手はソロを浴びて1失点だった。

 打線では2点ビハインドの9回、今季から育成契約を結んだ牧原巧汰捕手が右前打で出塁すると、その後1死二塁から大友宗捕手が左翼に同点2ランを放った。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。

――大関投手が2回パーフェクト。
「管轄外やから。(岩井投手も)管轄外」

――相原投手はこの前の登板とは別人のような投球だった。
「別人とまではないけど。1イニングっていう予定ではあったけど、もし良かったら2イニング目もいかせようよってピッチングコーチと話していたので。心配ではあったけど、1イニング目の感じを見たら『もう一丁いってみるか』って。前回よりもはるかに良い内容だったので、こっちとしても安心はした。あと相原が2イニング投げてくれたことで、その後もピッチャーのところが楽になったので。ピッチャーのMVPは相原。助かった」

――前回は崩れた後に監督は話はされた?
「試合後にね。ちょっと話をしました」

――切り替えよう、と。
「切り替えることではなくて、本人が感じたことを話してきたので。まあまあ、そういうふうな感じ方をしたっていうことは、続投して良かったっていう話ですね。それを今後どうするかっていうのはお前次第やって話はしました」

――相手の投手はプロ注目で高いレベル。打線はどうだった?
「いやいや、内容が別に悪かったわけではないので。タイミングの取り方だったりとか、今みんなが取り組んでいることがあったりするので。ファウルの内容であったりは、紙一重のところも何度かあったので。そんな簡単にはね、ずっと結果を出し続けるというのは難しい。ある程度いいピッチャーがくると打ち崩すのは難しいということは当然のことで。相手チームは社会人の中でも結構強豪のチームなので、そういった中でも頑張って自分たちがやろうとしていること、試合の中でも思い切って覚悟を決めてやろうとしているなっていうは見えてくるので。今の気持ちを継続してほしいなと思います」

――9回に2点負けてる場面で大友選手が同点ホームラン。ああいう場面で一発打てるのも成長しているところ。
「彼の魅力は、打つ方は長打であったりするので。ただ、守りの方を重視している部分もあるので、そういった意味では打つ方で結果が出ることで、守りにも影響が出てきたらなとは思います。まあ捕手は守り、守りと言われても、バッターとしては打ちたいっていうのは絶対にあるでしょうし。打つ方からいい流れとか、自信になったりとか、ちょっと気持ちに余裕が持てたりとかもあると思うので。守りの方でもいい方向にいってくれたらなとは思います」

――今日の試合のことではないが、藤原投手が侍ジャパンとの試合でいいピッチングをした。どういうふうに見られている?
「成長したなというのはもちろん感じさせてくれるキャンプになっている。ただ、1年目から見ている我々からすると、ある程度こういう段階は踏んでいけるくらいの力を持っているかなと思っていた。ただ実際、今の時点でここまで来られているのは、彼の努力でしかない。まだまだ課題があったりとか、超えないといけないものもあるので。ここからですね」

(飯田航平 / Kohei Iida)