――前田悠投手はらしくない投球だった。
「2軍に来てからずっと、そんなに状態は良くないので。ちょっと心配していたことが出たというか。そこは想定内ですけどね」
――リリーフ陣も苦しい展開だった。
「そうですね。昨日もそうですし、ここにきてピッチャー陣がやっぱり崩れていくと、試合ってこうなってくるんでね。そこのところはこれからね、ピッチャーも頑張らないと。自分たちのチャンスも減ってくるというか。1軍に行くチャンスも少なくなってくるので。2軍で打たれているようじゃ、当然1軍にはいけないので。そこはみんな自覚を持って投げていくしかないので。きのう、そんなミーティングはしたんですけど」
――もう1度やり直そうといった話。
「やり直すというか、ここまで当然頑張ってきた選手も多いので。逆に、ここにきてバタバタしだして、自分たちが積み重ねてきたものがなくなるのはもったいないし。やっぱり2軍っていうのは結果を出し続けないと1軍にいけないので。それはもう野手もピッチャーも一緒なので。そこだけはしっかりと自覚を持ってやっていくしかないですね」
――村田賢一投手と伊藤優輔投手は無失点と好投した。
「伊藤も1回良くない時があって、その後に2回ピシッと抑えて。いいものを見せてくれれば、当然1軍への推薦だったり、そういうチャンスだったりっていうのは当然ありますし。それを僕たちにアピールするのが彼らの仕事なので。だから打たれると推薦はできないので。そこはどんな試合であろうが、やっぱり結果を残すのが(大事)。やっぱりプロなので。1軍に行くための通過点なので。どんな試合であっても、やっぱり結果を残さないとダメですね」
――野手もエラーが続いたが、途中から出る難しさはあるか。
「難しいっていったら難しい。でも、それができなかったら試合には出られないので。だから途中から出ていくのが嫌なら、当然レギュラーになるしかないし。1軍で川瀬(晃)なんかは、それでずっとやれているわけなので。それは言い訳にならないですよね。僕から言わしてもらうと、ただの言い訳でしかない。やっぱりしっかりと練習して、しっかりと技術を付ければ、どういう状況でも自分のプレーはできると思いますけどね」
「本当の力がまだないから、そういうミスが出てしまうっていうことですよね。続けられないから、2軍のサブの選手なので。その課題をクリアしていかないと、次のステージに上がれないっていうことを明確に見せてもらっているので。わかりやすくていいんじゃないですか。ピッチャーも一緒で、バタバタしてるようじゃ、1軍のステージには上がれないってことですよね」
――井上朋也選手、イヒネ・イツア選手はそろってマルチ安打。
「彼らは落ち着いてきたというか。2軍でも安定して力を出せるようになってきたし、そうなってくると1軍のステージが近くなってきたっていうことですよね」