大津亮介が2勝目「ゲームは作った」 指揮官がポイントに挙げた初回…「すべてはそこ」

先発した大津亮介【写真:小池義弘】
先発した大津亮介【写真:小池義弘】

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

牧原大1号&野村10号で一気に突き放す

 ソフトバンクは6日、ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に12-3で勝利した。2回に近藤健介外野手の2点適時二塁打で先制すると、5回には牧原大成内野手の今季1号2ランと野村勇内野手の10号3ランで一挙5得点を挙げた。先発の大津亮介投手は6回2失点ときっちり試合をつくり、今季2勝目をマーク。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは次の通り。

――初回に周東佑京選手がみせた好守が大きかった。
「すべてはそこじゃないですか。(打球が抜けていれば)0-3になるかもしれなかった。(周東の好守がなければ)こんな展開にはなっていないので。大津を助けたことで、この展開になりましたね」

――2回の野村勇選手のタイムリーの場面は二塁も狙えたのでは?
「あれは本多(雄一)コーチが止めましたね。(本塁が)悠々セーフでカットされると思ったんでしょうね。指摘はしますけど。本来は行くチームを作っているけど、あれは本多コーチの判断です」

――牧原大選手と野村選手の打撃。
「練習からすごい当たりを打っていたからね」

――牧原大選手を5番に起用した。
「そろそろ相性は見ますけどね。後半戦は。石川には山川(穂高)、牧原の数字がよかったので」

――野村選手は投手寄りで捌く打撃だった。
「僕の理論とは全く違うので。低めを振らなくなったことですよね」

――大津投手の投球について。
「ゲームは作ったんで。(周東)佑京に感謝した方がいいですね」

(飯田航平 / Kohei Iida)