指揮官自ら「そこじゃない」 苦言を呈した廣瀬隆太の二塁守備…小久保監督の一問一答

野村勇について「自信を持って打席に立っている」
ソフトバンクは10日、オリックス戦(京セラドーム)に1-6で敗戦した。先発した大関友久投手は5回3失点で3敗目を喫した。打線はチャンスを作りながらも、9回の1得点のみに終わった。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。苦言を呈したのは、廣瀬隆太内野手の二塁守備だった。主な一問一答は以下の通り。
――大関投手が5回に追加点を許してしまい、流れを掴めなかった。
「そこじゃない。(6回は)自責ゼロの3失点でしょ? あれが全て。大関を早めに代えて、とんとんといっていれば違う展開だった。終盤もつれる展開を見越していたけど、あれでゲームが決まりました」
――6回1死、廣瀬選手の失策からピンチは広がった。
「手は打ってきたし、本多コーチ(雄一内野守備走塁兼作戦コーチ)もいろいろアイディアを出してくれている。根気よく練習するしかないんだけど、何かしら策を考えないといけない」
――相手先発の曽谷投手については。
「前回よりも状態が上がっていた。最後はマチャドを出すところまでいったからね。あの展開までいったので」
――11日、なんとかカード勝ち越しを狙いたい。
「そりゃそうです、と言うしかないけど」
――野村勇選手の存在感について。
「存在感というか、結果がついてきているし、自信を持って打席に立っている。去年までの感じではないし、ちゃんと“バッティング”をしている感じ。続けていってほしいです」
(竹村岳 / Gaku Takemura)