上沢直之が開幕ローテ当確「もう決まりです」 明暗分かれた中継ぎ陣…「天秤になる」

上沢直之【写真:冨田成美】
上沢直之【写真:冨田成美】

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

柳田、近藤、山川の主力組は気温を考慮して温存

 ソフトバンクは8日、ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)に6-4で勝利した。先発の上沢直之投手が、4回を投げ、3安打1失点の内容。2番手の田浦文丸投手は1回4安打3失点と課題が残るマウンドになった。打線では、7日の試合で4三振に終わったリチャード内野手が二塁打を含む2安打。柳町達外野手もマルチ安打の活躍だった。正木智也外野手は、ソロ本塁打を放つと、守備でもファインプレーを披露。攻守で活躍が目立った。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは次の通り。

――上沢投手の内容。
「真っすぐは相変わらずテーマにあげていて、その上で結果を求める投球でしたね」

――開幕ローテーション入りは?
「もう決まりです」

――本人に伝えた?
「はい」

――今後は開幕までを逆算して登板させていく?
「そうですね」

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2月6日は上沢直之投手の31歳の誕生日。右腕が明かしたのは、福岡の食事に惚れ込むきっかけとなった“大好物”だ。さらに「行きたいなってところは結構ある」と語るなど、すでに新天地に興味津々。続きを読む

――守備に乱れがあった。
「守備もあったし、セカンドゴロで(三塁に)進まなかったり。(笹川)吉康の球際、柳町(達)のバンザイ。声かけの部分だったり、細かいところは修正していかないといけないですね」

――リチャード選手が2安打。
「昨日の凡退とは内容が全く違います」

――正木選手が攻守で活躍。
「最後もいいプレーしましたね。(打撃では)引っ張ったらあれぐらいの飛距離は出るので、30本打てとは言わないですけど、長打は引き続き求めてほしいですね」

――田浦投手の内容。
「調子が良くなくてもなんとか抑えないと。中継ぎはいつも絶好調というわけにはいかないでしょうし。絶好調でないと抑えられないようじゃなかなかね。右ピッチャーが結果を出しているので、そことの天秤になってきます」

(飯田航平 / Kohei Iida)