昨季「しんどかった」 寡黙な男・松本裕樹が激白…熾烈な“守護神争い”と譲れない覚悟

  • 記者:竹村岳
    2025.03.03
  • 1軍
単独インタビューに応じた松本裕樹【写真:冨田成美】
単独インタビューに応じた松本裕樹【写真:冨田成美】

鷹フル単独インタビュー…「メディアの方々が煽るので」とジョークも

 鷹フルは、松本裕樹投手の単独インタビューを行いました。今回のテーマは「守護神」です。これまで、確固たる目標を公言することは少なかった右腕。なぜ守護神の座を奪うと、オフシーズンを通して何度も言葉にしてきたのか? また2024年、「しんどかった」と激白した時期にも迫っていきます。

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 昨年は50試合に登板して2勝2敗14セーブ、23ホールド、防御率2.89を記録した。12月の契約更改では「(ロベルト・)オスナがいなくなって、僕が9月に離脱して、(ダーウィンゾン・)ヘルナンデスが投げて杉山(一樹)が投げて……。ライバルは多いので、負けないように。その中でも一番を取れるように」。守護神への意欲をハッキリと口にした。

 当然、任されたイニングを全力でこなしてきたから、今の松本裕がある。「メディアの方々が煽るので、そういうふうになるんです」とジョークも飛ばすが、半分は本音だ。「自分がいい成績を残せばついてくるものなので。こっちがどうこうできるものではない。具体的な目標というよりは、結果的に(守護神に)そうなっていれば」。これまでも、慎重な発言を繰り返してきた印象がある。なぜこのタイミングで、守護神という明確な目標を口にするようになったのか。9回にしかない“感情”を味わったからだ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)