大山凌はなぜ降板? 4回途中無失点も「あの回は全然でした」小久保監督コメント全文

楽天戦に指揮を執ったソフトバンク・小久保裕紀監督(右)【写真:矢口亨】
楽天戦に指揮を執ったソフトバンク・小久保裕紀監督(右)【写真:矢口亨】

11安打7得点…楽天を終始圧倒

 ソフトバンクは1日、東京ドームで行われた楽天戦に7-0で勝利した。4回2死満塁のピンチから、2番手として登板したドラフト5位ルーキー・澤柳亮太郎投手がプロ初勝利を手にした。打線は甲斐拓也捕手が、本塁打を含む3安打4打点の活躍。チームは11安打7得点と楽天を圧倒した。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

――新人投手2人の継投は考えていたこと?
「そういうわけではなかったけど、先発で調整させていたので。(大山は)あの回(4回)がいっぱいいっぱいですね。今日はもう飛ばしてましたからね。前回、ゲーム作れなかった中での反省を生かしてね」

――澤柳投手がピンチの場面を抑えた。
「あんなところ(2死満塁での登板)で行ってね。今日はもう澤柳ですよ」

――前回の大山投手の初先発の時も、ルーキーリレーだった。
「全然。他の日も澤柳は試合前半になにかあったらスタンバイしてます。それ以外のピッチャーはちゃんと投げるので、出番がないだけです」

――大山投手の交代は球を見て判断した。
「もちろんもちろん。(ボールが)垂れてきたというか、あの回はもう全然でしたね」

――牧原大選手が育成出身では最多安打の記録を作った。
「そんな俺に聞かれても。本人に聞いてください。そんな記録があること自体、知らんかった」

――牧原大選手は2安打。
「牧原? 多分それどころじゃないんじゃないですか。3試合連続でエラーしてるんですよ。多分それどころじゃないと思いますよ。それを質問しても、その答えは返ってこないと思います」

――打線としては3回の2点目(栗原選手の適時打)が大きかった?
「佑京(周東)の三振の後、あれはでかいですね。もう前に飛ばしてくれたらと思った時の三振なので。あれが多いですけどね」

(飯田航平 / Kohei Iida)