ソフトバンクは26日、オリックス戦(みずほPayPayドーム)に5-1で勝利した。初回2死一塁から山川穂高内野手が15号2ランを放ち、先制する。さらに2死二塁から正木智也外野手の1号2ランで追加点を挙げた。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は6回2/3を投げて1失点で5勝目。津森宥紀投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、松本裕樹投手がリリーフで登板した。試合後、小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。
――今宮健太選手、周東佑京選手にも好守備が生まれた。
「嫌な流れでしたし、こっちが4点を取った後、ほとんどランナーを出すことができていない中での、守りでいいプレーが出ましたね」
――8回にも栗原陵矢選手の犠飛で追加点。
「松本(裕)なので、3点でも十分セーブシチュエーションなんで、4点差だったら微妙なところなんですけど、後半戦の初戦なので。当然、点差はある方がいい。栗原がきっちり仕事してくれたと思います」
――今後に向けて、一言お願いします。
「このイベントの時に負けてばっかりだったので、初戦に勝ててよかったです」
――山川選手は、思い切り振っているようにも見えなかった。
「2ストライクアプローチだったので」
――オールスターでも本塁打を放ち、監督と食事にも行って感触をつかんだのでは?
「それは本人にしかわからない。本人に聞いてください。こっちは続いてくれることを祈るだけなので」
――7回2死満塁では津森投手にリリーフした。監督もマウンドに行って、ボールを手渡していた。
「行かない時もあるよ。今日は行きましたけど。あそこは大里だったらカーター(スチュワート)に行かせようと思っていたんですけど、万が一、ホームランを打てるバッターが出てきたら代えるつもりでした。普段なら絶対に代えないんですけどね。後半戦のスタートなので」
――スチュワート投手は先頭打者をきっちり抑えていた。
「もうこの4、5試合は先頭がどうのこうのじゃなくて、フルカウントにまでいっても粘れている。本当に後半戦、軸で回ってもらいたい投手。これを続けてほしいです」
――正木選手には2年ぶりの本塁打が生まれた。
「内容はずっとよかったので、そろそろホームランが出るねって言う話をしていたんです。ファームの試合を見ていた時も、ツボにハマった時はホームランを打てていたので、だいぶ1軍での自信にも繋がってきているし、近藤の後ろにも慣れてきている。左(投手)ばかりが続くので、鼻息荒くやってもらいたいです」
――28日に優勝マジックが点灯する可能性がある。
「7月なので」
――野村勇選手をスタメン起用したが、3三振に終わった。状態はどう見えている?
「状態とかはないよね。試合に出ていないから。でもアプローチを見たら準備不足に見えたので、そこは残念なところですね」