周東佑京のスタメン復帰は「コーチから『いけます』と」　小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真：小林靖】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真：小林靖】

柳町のバント失敗後に飛び出た甲斐の3ラン「流れ的に良かった」

　ソフトバンクは7日、敵地・横浜スタジアムでのDeNA戦に10-1で大勝した。2回に甲斐拓也捕手が、昨季までチームメートだった森唯斗投手から先制の3ラン。3回にも栗原陵矢内野手、柳町達外野手の適時打で2点を奪うと、その後も着々と加点してリードを広げた。先発のリバン・モイネロ投手は4回にソロを浴びたものの、7回を投げて5安打1失点の好投で3勝目を挙げた。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

○小久保監督
――甲斐選手の一発からいい攻撃ができた。
「そうね、今日はモイネロやったんで先制点欲しいなっていう中での一、二塁で、昨日完封負けしていて、バント（のサインを）出して柳町が失敗した後だったんで、余計にあの3ランは今日の流れ的には良かったですね。あれをあのままズルズルいったら、昨日みたいな感じの雰囲気になっていた。大味な試合になりましたけど、あの拓也の3ランは大きかったです」

――結果的に森投手を打ってKOした。
「そうね、8回モイネロ、9回森でやっていたピッチャーが、違うユニホーム着て先発で当たるんでね、こんなことあるんやなと思って見ていましたけど。でも、モイネロは打席立ちたかったんじゃないですか」

――周東選手は久々にスタメンで結果も出た。
「やっぱりアイツが出たら得点になるなっていうのは感じるゲームになったし、スタメン外れている中で、バッティングコーチにどういう状態になった時に『ゴーだ』っていう話をしたんで、バッティングコーチの方から『もういけます』という話で今日スタメンにしたんで。2本出て良かったですね。あとピッチャーゴロも内容は悪くなかったんで、ああいうバッティングを、センター中心のバッティングを心がけていこうという中でのピッチャーゴロだったので、結果も出て良かったんじゃないですか」

――柳町選手も変わらず好調。
「フリーのときは打つんで。ちゃんと作戦に絡める選手にならないと。スキルアップしていかないとね」

――モイネロは100球を超えていたが8回続投。
「（打順が）来たら（中村）晃が代打だったんですけど、回らなかったらもう1回行くよ、と」

（飯田航平 / Kohei Iida）