先発の大津が7回無失点で3勝目「先発の役割果たしてくれていますよね」
ソフトバンクは25日、敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に5-0で快勝し、このカード3連勝とした。4回に柳田悠岐外野手が中前安打で出塁すると、山川穂高内野手が5号2ランを放って先制。5回には柳田、近藤健介外野手、栗原陵矢内野手の3本の適時打で3点を加えた。先発の大津亮介投手は7回を投げて、ロッテ打線にわずか2安打しか許さず、無失点の好投で自身3連勝をマークした。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。
――打つべき人が打った。
「そうですね、山川のホームランで有利には進められましたね」
――大津投手が素晴らしい投球。
「オープン戦の最後の登板ぐらいから、だいぶ先発としてのペースというか、モノを掴んだまま、今ずっと来られているんで、年間通してローテを守るというところでは未知数なところはありますけど、十分先発の役割を果たしてくれてますよね」
――間隔を空けて投げている。今後は。
「日程が6連戦がないんで、また空くと思います。交流戦からきっちり6連戦のある3週間のときにはどうするかっていう布陣を今から考えていっているんで。それまでは全然。だって、来週は帰って5連戦、次6連戦で、もうないんで」
――柳田選手は5打席出塁。
「素晴らしいです。素晴らしい。一番老人を一番最後まで守らせてしまったので。佑京が合流して、アピールしていたんですけど、さすがに1週間近く動いていない中で、いきなり守らせて怪我させたら嫌やなって、今日は(やめておいた)。大ベテランに最後まで守ってもらいました」
――周東選手は明後日から様子を見ながら。
「そうですね、怪我の方が怖いんで、最初はスタメンというよりは後から行くような感じで、またスタメンに戻っていけばいいかなと。その代わりの……代わりと言ったら失礼だけど、川村が非常に頑張ってますんで」
――川村選手の起用も悩ましくなる。
「今日も最後ツーアウトから1点取ったので、もう完全な、何て言うんすかね、ダメ押しだったんでね。こっちもヒットが出ない中で、5回以降はなかなか点が入っていなかったんで。それでも、ホームラン打った後(の得点)も川村のヒットからでしたから。昨日もそうですしね。結構いい起点になっています」
――ウォーカーにも1本出た。
「そうですね、長い目で見れば必ずいる右の長距離砲なんで、今のチーム状態がいいときにしっかり状態を上げてくれて、チームが苦しくなったときに助けてくれるのが一番の理想ですね」
――海野選手のリードも良かった。
「もちろん、はい、もちろんです。大津となかなかいいもの出し合っていますよね」
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)