2022年の契約更改では若手たちに「もっとスーツの着こなしをカッコよく」
ホークスの選手たちの私服姿や私生活を紹介し、知られざる素顔や新たな魅力を「鷹フルコレクション(フルコレ)」としてお届けしてきました。オフの新企画は「スーツコレクション」。和田毅投手を撮らせていただきました。2024年がプロ22年目。この世界を知り尽くした和田投手は、スーツという服装を「大切」だと表現します。礼節とリスペクトを重んじる和田投手らしい真意でした。42歳になってもカッコいい“和田さん”をぜひご覧ください。(和田投手のスーツ写真を9枚、公開しています)
――2022年、契約更改の場では「スーツにこだわりなさい」と若い選手に言葉を送っていました。和田投手にとって、スーツとはどんな服装ですか?
「やっぱり(契約更改は)会社との契約というか、話をする、自分をアピールをする場ということじゃないですか。契約をするということは。しかも、もう1回契約を結んでもらうという、相手の会社に対しても適切な服装ができているのか、どうか。会社側も『こんな服装をするやつとは契約しない』って、それはないですけど、身なりは社会人としてはすごく大切なことだと思います」
――時計はどちらのものですか?
「時計ですか?」
――ちゃんとは聞かないほうがいいですか……?
「あー、はい。いいやつです(笑)」
――ほとんどの人が初めてスーツを着るのは大学の入学式か、成人式だと思いますが、和田さんはいつだったんですか?
「成人式じゃないかな? 初めて着たのは」
――入学式は学ランだったんですか?
「あ、入学式か。入学式に着ました」
――おぼろげでも、覚えている景色はありますか?
「なんとなく……。着ているというよりは、着られている感じでしたね。初めてだったので」
――スーツは、ご両親と買いに行った?
「多分、そうじゃなかったかな。まだ働いていないから、親に買ってもらうしかないので」
(竹村岳 / Gaku Takemura)