スーツへのこだわりも強い石川柊太、12月には愛妻の大葉美奈さんと挙式
ホークスの選手たちの私服姿や私生活を紹介し、知られざる素顔や新たな魅力を「鷹フルコレクション(フルコレ)」としてお届けしてきました。オフの新企画は「スーツコレクション」。石川柊太投手を撮らせていただきました。12月には、元SKE48の大場美奈さんと挙式も挙げました。タキシードを着た時の裏話を激白? さらに、今の石川投手がスーツに関する欲しいものとは? ビシッと決まっている写真とともに、エピソードを明かします。(石川投手のスーツ写真を9枚、公開します)
――初めてスーツを着たのは?
「全然覚えていないですね……。(大学の)入学式じゃないですか?」
――12月には結婚式もされていましたが、タキシードは初めてでしたか?
「そうですね」
――緊張されましたか?
「緊張しましたね。でも全部カンペ(カンニングペーパー)だったから、今思えば(笑)。用意したんですよ、謝辞とかウエルカムスピーチとかあるじゃないですか。それがカンペで。緊張は多少はしましたね。不安もありましたし、どんな感じの式になるのか」
――スーツとタキシードは、着てみて違うものですか?
「いやでも、着心地はそんなに変わらないですよ」
(石川投手自ら)
「大学の入学式か、眠かったのは覚えていますね。なんか、あるんですよ。『なになに学部』『はい』(右拳を掲げながら)っていうのがあったんです、ノリで。それが眠くて、全然自分がするのと違うところで手を挙げかけたのは覚えています。誰も挙げていないのに。危なかった、恥ずかしかったです(笑)」
――これは個人のスーツですか?
「はい」
――ネクタイはどちらのものですか?
「スーツは、もともと倉野(信次)さんに勧められたところで、オーダースーツを作って。タキシードもそこで作ったんです。これ(ネクタイ)も、TALARICO(タラリコ)っていうフランスのネクタイをそこで買いました」
――倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は、そんなところまで教えてくれるんですね。
「何かのタイミングで『いつもスーツを作ってもらってよくしてもらっているところがあるから、1回行ってみて』って。そんなめちゃくちゃ高いスーツじゃないからよかったら、って言われて。もうそこで何着も作って、タキシードも作りました。そこに勧められたネクタイがこれです」
「(契約更改交渉は他の選手と)結構被ったりするので、逆に。ハイブランドで逆に被ることが多いです」
――プロ野球選手にとってスーツとはどんな服装?
「そうですね。大事だと思いますよ。着こなせている人を見るとカッコいいですし、野球選手っぽいじゃないですか。移動の時とかを見て、憧れる子どもがいてもおかしくないと思いますし。あとは来年は時計を買えるようにですね、頑張ります」
――欲しい時計があるんですか?
「いや、これとかはまだ決めるほどのレベルではないですけどね」
(竹村岳 / Gaku Takemura)