泥沼12連敗は「もちろん苦しかった」 主力が感じた難しさと決起集会で生まれた団結

  • 記者:竹村岳
    2023.07.26
  • 1軍
ソフトバンク・今宮健太(左)と甲斐拓也【写真:竹村岳】
ソフトバンク・今宮健太(左)と甲斐拓也【写真:竹村岳】

今宮健太が同点ソロ、甲斐拓也が勝ち越し3ラン…チーム内に感じる空気の変化は

 今の自分はもう、結果を出すしかない。待望の一発で、チームを連勝に導いた。ソフトバンクは26日のオリックス戦(京セラドーム)に7-1で快勝した。先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手がNPB5年目で初勝利。今宮健太内野手が4号ソロで同点とし、甲斐拓也捕手が勝ち越しの6号3ランで試合を決めた。24日まで喫した12連敗というチームの状況を、レギュラーの2人はどう見ていたのか。その心境に迫った。

 同点の5回だった。安打と四球で1死一、二塁として甲斐が打席に立つと宮城の初球を振り切った。打球は左中間の最深部に着弾する3ランとなった。「何とかしようと、その思いだけでした。しっかりと自分のスイングができました」と感触を確かめる。これが決勝点となったのだから、スチュワートにとっても大きすぎる援護点だった。

 7月7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から、チームは12連敗を喫した。54年ぶりの大型連敗。甲斐にとっても、もちろんキャリアで初めての出来事だった。全ての試合で「9番・捕手」としてスタメンマスクを託されたが、黒星だけが並んでしまった状況をどう見ていたのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)